2013年11月04日
今読みたい!おすすめの1冊!
雷鳴が轟き、大粒の雨が降る夜。こんな夜にドライブに行きたくなるのは僕だけでしょう。
きっと、今日みたいな夜は家で大人しく読書を楽しむのが正解ではないでしょうか。
小さい頃から、じっとしているのが苦手で、屋外を走り回るのが好きでした。
当然、読書なんて苦手でした。
あれは小学校何年だったでしょうか、夏休みの宿題として読書感想文の提出がありました。
苦手な読書から逃げて、遊び呆けているうちに、夏休みは瞬く間に消化され、残り1週間というところで僕にのしかかってきたのが読書感想文の宿題でした。
宿題を提出しないわけにはいかないので、いつも遊んでいる友人から一冊の本を借りることにしました。理由は「薄くてすぐ読み終わりそうだから」でした。
その本は『老人と海』でした。著者はアーネスト・ヘミングウェイ。
言わずと知れた名作ですが、小学生当時はアーネスト・ヘミングウェイはペンネームだと思うほど無知でありました。
しかし、無知だからこそ、先入観がないからこそ、純粋に、まっすぐに作品を読むことができたように思います。
読み始めてからすぐに物語に引き込まれました。
正に“時間を忘れて”読み続けました。
気が付けば、5日ほどで読み終えるつもりが、1日で読み終わっていました。
読み終えた時の心の満足感、震えは、感動という言葉では足りないくらい感動的でした。
しかし、それから読書に目覚めたということもなく、逆に“自分は短い作品しか読めない”と、長編コンプレックスになり、しばらくの間、落語に夢中になるのでした。
長編コンプレックスでも安心!おすすめの一冊がこれ!
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著者・浅田 次郎 『鉄道員(ぽっぽや)』
表題作を含む7つの短編で構成された短編集で、どの作品も後味が良く、温かい気持ちになれます。
寂しい秋の夜に、いかがでしょうか?
きっと、今日みたいな夜は家で大人しく読書を楽しむのが正解ではないでしょうか。
小さい頃から、じっとしているのが苦手で、屋外を走り回るのが好きでした。
当然、読書なんて苦手でした。
あれは小学校何年だったでしょうか、夏休みの宿題として読書感想文の提出がありました。
苦手な読書から逃げて、遊び呆けているうちに、夏休みは瞬く間に消化され、残り1週間というところで僕にのしかかってきたのが読書感想文の宿題でした。
宿題を提出しないわけにはいかないので、いつも遊んでいる友人から一冊の本を借りることにしました。理由は「薄くてすぐ読み終わりそうだから」でした。
その本は『老人と海』でした。著者はアーネスト・ヘミングウェイ。
言わずと知れた名作ですが、小学生当時はアーネスト・ヘミングウェイはペンネームだと思うほど無知でありました。
しかし、無知だからこそ、先入観がないからこそ、純粋に、まっすぐに作品を読むことができたように思います。
読み始めてからすぐに物語に引き込まれました。
正に“時間を忘れて”読み続けました。
気が付けば、5日ほどで読み終えるつもりが、1日で読み終わっていました。
読み終えた時の心の満足感、震えは、感動という言葉では足りないくらい感動的でした。
しかし、それから読書に目覚めたということもなく、逆に“自分は短い作品しか読めない”と、長編コンプレックスになり、しばらくの間、落語に夢中になるのでした。
長編コンプレックスでも安心!おすすめの一冊がこれ!
著者・浅田 次郎 『鉄道員(ぽっぽや)』
表題作を含む7つの短編で構成された短編集で、どの作品も後味が良く、温かい気持ちになれます。
寂しい秋の夜に、いかがでしょうか?